[上海 28日 ロイター] – 中国国内で建設中の最大級の石炭火力発電所で1号機(1000メガワット)が完成した。

温室効果ガスの排出削減に向けた動きが広がる中、中国は新たな石炭火力発電所の建設で批判を浴びているが、同発電所を運営する中央政府系の国家能源投資集団の子会社は、世界で最も効率の良い技術を採用しており、石炭と水の消費量が最も少ないと説明している。

発電所は内モンゴル自治区オルドスに位置し、最終的には4基の発電設備が設置される予定。長距離の超高電圧送電網を通じて、沿海部の山東省に電力を供給する計画だ。