[ブリュッセル 26日 ロイター] – 世界貿易機関(WTO)は26日、中国が米国に対して6億4500万ドルの相殺関税を課すことを認めた。これに対し米国側は非難した。

中国は米国が2008─12年に中国製品22品目に対して課した補助金に対抗する関税について12年にWTOに異議を申し立てた。当初は米国製品に24億ドルの関税を課すことを認めるよう求めていた。

米国側は今回の判断により「中国の非市場的な経済慣行を守り、公正かつ市場志向型の競争を損ねる」WTO規則を改革する必要性が浮き彫りになったとした。