[18日 ロイター] – ロシア国防省は18日、ウクライナ軍と関連する軍事目標に対して夜間に大規模な攻撃を行ったと発表した。空軍、ミサイル部隊、砲兵隊、防空システムを駆使し、目標数百カ所を攻撃したとしている。

空中発射ミサイルが司令部5カ所、燃料庫1カ所、弾薬庫3カ所を含む16のウクライナ軍施設などを破壊したという。

こうした攻撃はハリコフ、ザポロジエ、ドネツク、ドニプロペトロフスク地域とミコライウ港で実施され、ロシア空軍はウクライナの部隊と装甲車両が集中しているとする108の地域に対して攻撃を行ったと明らかにした。

その他の地域では、12のウクライナ無人攻撃機や戦車を破壊し、ルハンスク、ビンニツァ、ドネツク地域の武器・装備庫4カ所を短距離弾道ミサイル「イスカンデル」で破壊したとしている。

また、ロシアの砲兵隊は一晩で315のウクライナ軍事目標を攻撃したほか、防空システムによってウクライナの軍用ヘリコプター3機、ミグ29戦闘機2機、スホイ25攻撃機1機を墜落させたという。