[アンカラ 22日 ロイター] – トルコのエルドアン大統領は22日、トルコ中央銀行は利上げを実施する必要はなく、投資や雇用、生産、輸出押し上げに向けた取り組みや経常収支の黒字化達成に注力する必要があると述べた。

トルコ中銀は先週、政策金利を1%ポイント引き下げ、13%とした。インフレ率が80%近くに達する中での利下げは全く予想外で、金融市場に衝撃が走った。

エルドアン大統領は80%近辺の水準にあるインフレについては、「非常に高い」水準で、「嘆かわしい」という見方を示した。