[モスクワ 29日 ロイター] – ロシア外務省のザハロワ報道官は29日、米ロの新戦略兵器削減条約(新START)について、米国の交渉担当者と対面形式での会合を開く可能性を検討していると明らかにした。

ザハロワ報道官はモスクワで行った記者会見で、ロシアは新STARTに基づく査察の再開にオープンであるとし、米ロの代表者による合同委員会の対面形式での会合を開く可能性を検討していると述べた。

新STARTに基づく物理的な査察活動は2020年以降、停止。停止の当初の理由は、新型コロナウイルス感染拡大だった。

新STARTは米ロが配備する戦略核弾頭の数を制限し、相互の核兵器の検証や査察の条件を定めるもの。ロシアによるウクライナ侵攻で関係が悪化する中、新STARTは米ロ間に残された数少ない主要な条約となっている。