[モスクワ 16日 ロイター] – ロシア連邦統計局(ロスタット)は16日、第3・四半期の国内総生産(GDP)が前年同期比4%減少したと発表した。ウクライナ侵攻に伴う結果が引き続き重しとなっているとみられる。

西側諸国の対ロシア制裁が同国の金融や広範囲な経済に影響し始めた第2・四半期は4.1%減だった。制裁の全面的な影響が表れる前となる第1・四半期は3.5%増加していた。

経済省は、今年のGDPを2.9%減少と予想。一方、中央銀行は今年3─3.5%減少した後、2023年下期にプラスに転じると予想している。