[上海 2日 ロイター] – 中国人民銀行(中央銀行)は2日、国外の発行体が中国市場でパンダ債(人民元建て債券)を発行することを容易にするための措置を発表した。金融市場のさらなる開放を目指す。

パンダ債の発行に関するルールを銀行間市場と取引所の間で統一。登録や口座開設を合理化する。

また、パンダ債の発行者が為替リスクをよりよく管理できるよう、中国国内の金融機関とのデリバティブ取引を行うことが可能になるほか、パンダ債発行による調達資金は、中国国内と国外のいずれでも使用することができるようになる。

新ルールは2023年1月1日に施行される。