[ガザ 2日 ロイター] – イスラエル軍は2日、パレスチナ自治区ガザを夜間に空爆したことを明らかにした。1日のロケット弾発射に対抗し、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが使用するロケット・武器製造拠点を標的に空爆を行ったと述べた。

現時点で死者や重傷者は報告されていない。

ロケット弾発射についてハマスやイランの支援を受けるイスラム聖戦は関与を明らかにしてない。

パレスチナ解放民主戦線(DFLP)の軍事部門は、空爆やイスラエルの刑務所に収容されているパレスチナ人への「組織的な侵害」に対抗して2日早朝にイスラエルに向けてロケット弾を発射したと発表した。

イスラエルとパレスチナを巡っては、1月26日にイスラエルがヨルダン川西岸で急襲作戦を行いパレスチナ人10人が死亡したほか、翌日にはエルサレム郊外のユダヤ教礼拝施設(シナゴーグ)でパレスチナ人による銃撃があり7人が死亡するなど、緊張が高まっている。