会談するイランのアブドラヒアン外相(左端)とサウジアラビアのファイサル外相(右端)=6日、北京(AFP時事)
会談するイランのアブドラヒアン外相(左端)とサウジアラビアのファイサル外相(右端)=6日、北京(AFP時事)

 【リヤドAFP時事】サウジアラビアの代表団が8日、イランの首都テヘランを訪れた。サウジ外務省によると、7年にわたって閉鎖されていた大使館や領事館などの再開について協議を進める。サウジのファイサル外相とイランのアブドラヒアン外相は6日に北京で会談したばかり。

サウジ・イラン外相、北京で会談 7年ぶり、協力拡大で一致

 サウジとイランは2016年から断交していたが、3月に中国の仲介で外交関係修復に向けて合意。国営サウジ通信(SPA)によると、サウジ外務省は代表団のイラン訪問を「合意の実行作業」の一環と位置付けている。訪問したのは「技術的な代表団」で、8日はイラン外務省で儀典長と面会した。