• 中国外交官発言に猛反発、マスク氏の意欲、米下院議長の見解
  • スーダンから米外交官退避、ベッド・バスが破産法適用
A Party’s flag at the Museum of the Chinese Communist Party in Beijing, China, on Tuesday, Oct. 4, 2022. Bloomberg

フランス駐在の盧沙野・中国大使から、またも物議を醸す発言です。同氏は攻撃的なスタイルで臨む「戦狼(せんろう)」外交官と知られ、台湾人には「再教育」が必要、「外部勢力」がゼロコロナ政策への反対デモをあおったなどの発言が過去にありました。今回の発言を中国外務省が公の見解だと認めるのかどうか。ロシアとウクライナの和平に向け、仲介役を目指す中国の微妙な立ち位置が示されるかもしれません。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

猛反発

中国の駐仏大使が旧ソ連諸国の独立性に疑問を呈したことに対し、欧州諸国は激しく反発している。ロシアとウクライナの和平に向け、仲介役として信頼を高めようとする中国の取り組みが損なわれた格好だ。盧沙野大使は仏LCIとのインタビューで、旧ソ連諸国の一部は国際法の下で有効な国家としての地位を有していないと発言した。この発言後、ラトビア、リトアニア、エストニアのバルト3国はそれぞれの国に駐在する中国大使を呼んで説明を求める意向を明らかにした。フランス外務省は盧大使の発言に「失望」したと表明した。

「利益ゼロ」でも

イーロン・マスク氏は19日の電話会議で、テスラには「利益ゼロ」で自動車を売り、後に自動走行ソフトウエアで巨額の利益を手にするだけの力があると述べた。同氏は少なくとも2019年から、完全自動走行のテスラ車がもうすぐ到来すると予言してきたが、それは実現していない。「今話したことの意味の深さを何人が理解してくれるか分からないが、極めて重大なことだ」と話した。

今週通過へ

マッカーシー米下院議長(共和)は連邦債務上限を1兆5000億ドル(約201兆円)引き上げる法案が今週、下院を通過するだろうとFOXニュースの番組で述べた。可決に必要な共和党議員218人の賛成票を確保したかどうかについては、半数を上回る幅は「非常に小さい」ため、わずか5人の離反で法案は否決される可能性があると答えた。マッカーシー氏の案は、債務上限を1兆5000億ドル引き上げ、2024年3月末までの支払い不履行を避ける内容。

退避

アフリカ北東部のスーダンで軍と民兵組織との戦闘が続く中、米国の外交官らがスーダンの領空外に退避した。バイデン米大統領は22日遅くに米政府職員を退避させる作戦を命じたことを明らかにした。事情を知る当局者1人によれば、退避命令は米国人約70人に適用された。特殊作戦部隊はヘリコプターで外交官らを脱出させた。当局者が22日遅くに記者団に明かしたところでは、100人弱が退避した。

破産法11条

米インテリア・家庭用品小売りのベッド・バス・アンド・ビヨンドは23日、ニュージャージー州で米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。店舗の閉鎖を計画しており、数千人もの雇用が失われる可能性がある。ベッド・バス・アンド・ビヨンド360店とバイバイ・ベビー120店の清算を開始すると同時に、一部もしくは全資産の買い手を模索する。売却に成功すれば、店舗閉鎖計画を修正・撤回する可能性もあるという。

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