[ニューヨーク 11日 ロイター] – 交流サイト(SNS)フェイスブックを運営する米メタ・プラットフォームズは11日、生成人工知能(AI)を搭載した広告ツールの試験提供を始めると発表した。背景画像や広告コピーなどの作成をAIが支援する。

幹部らは記者向けイベントで「AIサンドボックス」と呼ぶ試験サービスは、広告主を限定して提供すると説明。対象企業数は明かさなかったが、少ないとした。

今年7月には利用できる広告主の数を増やし、年後半にAI機能の一部を一般的な広告商品に組み込む計画も明らかにした。

メタが生成AI技術を組み込んだサービスを投入するのは、これが初めて。メタとデジタル広告で競合するアルファベット傘下グーグルは10日、生成AIを検索機能、メール、写真アプリに組み込む計画を発表している。