モスクワへの進軍を停止したロシアの民間軍事会社「ワグネル」を率いるプリゴジン氏について、24日以降の消息が分かっていません。

 イギリスのBBCは「ワグネル」のプリゴジン氏の行方について現地24日夜にロシアのロストフ州を出発して以降、どこにいるのか分かっていないと伝えました。

 プリゴジン氏の広報担当は現地メディアに「プリゴジン氏は普段はすぐに連絡が付き、質問にもすぐ答えていた」などと述べていて、スタッフも連絡が付いていないことが新たに分かりました。

 ロシア大統領府のぺスコフ報道官は24日、プリゴジン氏について、武装蜂起を呼び掛けた容疑の捜査が取り下げられ、隣国のベラルーシに移動すると明らかにしています。