多極的世界秩序構築が難局、各地の紛争で=カザフ大統領

[7日 ロイター] – カザフスタンのトカエフ大統領は8日付のロシア紙イズベスチヤのインタビューで、世界各地で紛争が発生する中、「多極的世界秩序」の基盤づくりが極めて難しくなっているとの見方を示した。

一方で、世界の緊張が今後は収まり、改革後の国連を中心とする国際協力に取って代わられると予想した。

インタビューは、ロシアのプーチン大統領による今週のカザフ訪問を前に行われた。トカエフ氏は「地球上の全く離れた地域での紛争、制裁をめぐる対立、貿易戦争などを背景に楽観的になるのは難しい」と語った。

カザフスタンはソ連崩壊後も、ロシアと近い関係を保ってきた。ロシアのウクライナ侵攻に関してはバランスの取れた立場を維持しており、約1年前のロシアによるウクライナ東・南部4州の一方的な併合を認めていない。

一方、プーチン氏はカザフスタン紙のインタビューに応じ、8カ国で構成される上海協力機構(SCO)における両国の取り組みを称賛。旧ソ連諸国がつくる独立国家共同体(CIS)などの組織も高く評価した。