▽イラン、米国との核協議が「前進」-今後も交渉継続の方針

Arsalan Shahla、Donato Paolo Mancini

An Iranian national flag.
An Iranian national flag. Photographer: Christopher Pike/Bloomberg

米国とイランは19日、イランの核開発プログラムを巡りイタリア・ローマで第2回協議を行った。イランのアラグチ外相はさまざまな原則について「理解が深まった」と述べ、翌週も交渉を継続すると明らかにした。

  アラグチ氏は中東オマーンが仲介した今回の協議について「良い会合だった。交渉は前進している」とし、「今回は多くの原則と目標について理解を深めることができた」とイランの国営テレビで語った。

  同氏によれば、23日にオマーンで技術的な詳細に焦点を絞った会合が行われる予定。1週間前に同国の首都マスカットで初回の協議が実施されていた。

  同氏はまた、自身と米国のウィトコフ中東担当特使がそれぞれ率いる代表団が26日にマスカットで行われる次回協議で進捗(しんちょく)状況を見直す方針だと述べ、その時にイランは今後の見通しをより評価しやすい状況にあるはずだと付け加えた。

原題:Iran Cites Progress in US Nuclear Talks With More Meetings Set(抜粋)