• 米国はレバノンと協力、ヒズボラからの自衛を支援-トランプ氏
  • 近い将来にイスラエル・レバノン首脳を招待
トランプ米大統領
トランプ米大統領Photographer: Will Oliver/EPA/Bloomberg

Lauren Dezenski

トランプ米大統領は、イスラエルとレバノンが停戦を3週間延長すると表明した。長期的な合意に向けた交渉の余地を生み、米国の対イラン戦争終結に向けた障害を取り除く動きだ。

  トランプ氏は23日、ホワイトハウスの大統領執務室でイスラエルとレバノンの大使らとの会談後、SNSへの投稿で発表した。近い将来にイスラエルのネタニヤフ首相とレバノンのアウン大統領を招く考えも示した。

  トランプ氏は「米国はレバノンがヒズボラから自国を守るのを支援するため、同国と協力する」と述べたが、詳細には触れなかった。停戦は4月26日に期限を迎える予定だった。

  イスラエルおよび親イラン民兵組織ヒズボラからの反応は現時点でみられない。ヒズボラは当初の停戦合意には関与していなかったものの、その条件の大半を順守していた。ヒズボラは3月上旬にイスラエルへ攻撃を行い、これを受けたイスラエルの空爆で大きな打撃を受けている。

  レバノンでの停戦は、双方の恒久的な和平合意に向けた交渉の道筋をつけることが目的だ。戦闘を抑制することは、ヒズボラの主要な後ろ盾であるイランに対する米国およびイスラエルの戦争を収束させるというトランプ氏の取り組みにとっても重要とみられる。イラン指導部は、米国とのいかなる合意にもイスラエルによるレバノン攻撃の停止が含まれる必要があると主張してきた。

  トランプ氏は先週のインタビューで、恒久的な合意の確保に寄与したいとの考えを示し、米国はレバノンへの爆撃が続くことを容認しないと述べていた。一方、ネタニヤフ氏はレバノンでの紛争はイランと米国の停戦とは別問題だとし、ヒズボラに対する戦闘を継続すると主張していた。

原題:Trump Says Israel and Lebanon Will Extend Their Ceasefire (1)(抜粋)