衆参両院の正副議長は3日、皇族数の確保に向けた取りまとめの原案を修正する方針を固めた。結婚後の女性皇族が身分を保持する案と、旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える案への評価に関する表現を「基本的に妥当」から「了とする」に変更する方向で調整している。複数の関係者が明らかにした。
取りまとめ案は、政府に2案の制度設計を促す方向で、養子案に慎重な立場を取る立憲民主党の対応などが焦点となっている。
正副議長は取りまとめ案が固まれば、8日に与野党の全体会議を開く方針だ。衆参両院は3日、「仮置き」として各党・会派に8日の開催を通知した。各党・会派が取りまとめ案を持ち帰り、その次の全体会議で立法府の見解を決定する段取りが想定されている。
養子案では、養子に迎える対象を「15歳以上」と想定している。