• 米中首脳会談、14-15日に北京で行われる予定
  • AI、農業、エネルギー問題も議題に-米政府高官
昨年10月の会談でのトランプ氏(左)と習氏
昨年10月の会談でのトランプ氏(左)と習氏Photographer: Andrew Caballero-Reynolds/AFP/Getty Images

Jeff Mason

トランプ米大統領は今週予定の習近平国家主席との首脳会談で、中国の対イラン姿勢を巡り圧力をかける見通しだ。複数の米政府高官が8日に明らかにした。

  台湾問題も議題に上る見通しだが、米国の台湾政策に大きな変更は見込んでいないという。機微な内容であることを理由に、米高官の1人が匿名を条件に記者団に語った。

  2人の高官によれば、人工知能(AI)に関する米国の懸念や、この問題を巡る中国との新たな対話の枠組みについても協議される見通しだ。

  米中間の貿易問題やイラン戦争といった課題を抱えるなか、会談は14-15日に北京で行われる予定となっている。米高官の1人は、中国からイランへの資金流入や、中国からの武器輸出の可能性も議題に含まれる。中国はイラン産原油の主要な購入国となっている。

  ディールメーカーを自認するトランプ氏は、中国による米国製品の購入計画についても発表したい意向とみられる。

  ホワイトハウスのアンナ・ケリー報道官は電話会見の冒頭、「トランプ大統領はこの1年行ってきたことを引き続き進める。すなわち、中国との関係の再調整を進め、相互主義と公正を重視することで、米国の経済的自立の回復を目指す」と記者団に述べた。

  同報道官は、貿易や投資に関する新たな枠組みの設置に向けた提案について、両国が引き続き検討を進めると述べた。農業や航空宇宙、エネルギー分野についても協議される見通しだ。

  米高官の1人によれば、中国による米国製品の購入合意に向けた協議を継続する方針で、トランプ氏の訪中期間中または直後に発表が行われる可能性がある。

  ケリー報道官によると、トランプ大統領は13日夕に中国に到着する予定。14日午前の歓迎式典に出席した後に習氏と会談し、夜には国賓晩さん会に出席する。

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原題:Trump Aims to Press Xi Over China’s Approach to War in Iran (1)