▽米国株式市場=S&P・ナスダック大幅高、ブロードコムが上昇<ロイター日本語版>2026年7月7日午前 5:14 GMT+9

[6日 ロイター] – 米国株式市場はS&P500種株価指数とナスダック総合指数が大幅高で取引を終えた。ブロードコムをはじめとする半導体株が上昇した。人工知能(AI)関連企業が堅調な第2・四半期決算シーズンをけん引するとの期待から、投資家が関連銘柄を買い進めた。
半導体大手ブロードコム(AVGO.O), opens new tab は3.7%上昇。同社とアップル(AAPL.O), opens new tabが、各種カスタム半導体の開発・供給に関する契約を2031年まで延長したことが材料となった。 もっと見る
S&P500情報技術セクター(.SPLRCT), opens new tabは1.3%上昇。フィラデルフィア半導体指数(.SOX), opens new tabは3営業日ぶりに反発し、2.2%高となった。
ロングボウ・アセット・マネジメントのジェイク・ダラーハイド最高経営責任者は「この市場は多くの人を置き去りにしている。特定のハイテク銘柄や半導体銘柄を保有していなければ、基本的に上昇相場全体を逃してしまうことになる」と指摘。その上で「非常に不安定な上昇だ。特に米連邦準備理事会(FRB)が長期にわたり高金利政策を続ければリスクになる」と述べた。
マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabは1%安。従業員の約2.1%に当たる約4800人を削減すると明らかにした。 もっと見る
スペースX(SPCX.O), opens new tabも1%下落。260億ドルを超える株式が売買され、大半が取引終了間際の数秒間に集中した。同社は7日にハイテク株中心のナスダック100指数に採用される。
決算シーズンの開始を控え、投資家の期待は高まっている。LSEGのI/B/E/Sによると、アナリストはS&P500構成企業の第2・四半期利益が前年同期比24%増加すると予想している。ハイテクセクターの利益は約65%増加する見通し。
先週発表された雇用統計が予想を下回ったことを受け、CMEのフェドウオッチによると、28─29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの利上げが実施される確率は25%と予想されている。
ウォーシュFRB議長の下で初めて開かれた先月のFOMC後、市場ではタカ派的な見方が強まっていた。同会合の議事要旨は8日に公表される。
自動車部品小売業のオライリー・オートモーティブ(ORLY.O), opens new tabは6.7%安。ジェニュイン・パーツ(GPC.N), opens new tabを現金で買収する提案を送ったとブルームバーグが2日に報じたことを受けた。ジェニュイン・パーツは約3%下落した。
S&P500構成銘柄(.AD.SPX), opens new tabでは値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.3対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は168億株。直近20営業日の平均は234億株。
▽NY外為市場=ドル/円162円台前半、約40年ぶり円安圏 介入警戒続く<ロイター日本語版>2026年7月7日午前 5:13 GMT+9

[ニューヨーク 6日 ロイター] – ニューヨーク外為市場では、円が対ドルで162円台前半と、約40年ぶりの円安・ドル高水準にとどまり、政府・日銀による為替介入が引き続き警戒されている。
終盤の取引でドル/円は162.07円近辺で推移。先週の取引で162.84円と、1986年以来の円安・ドル高水準を付けており、神経質な取引が続いている。
政府・日銀による為替介入が引き続き警戒されているものの、一部市場関係者は介入が実施されたとしても円相場を長期的に下支えする効果は限定されると指摘。OCBC銀行の為替ストラテジスト、モー・シオン・シム氏は、市場でFRBのタカ派リスクが引き続き意識されていることが円に対するマイナス要因になっていると指摘。為替介入への警戒で円相場の一段の下落は現時点では抑制されているものの「短期的には円は引き続き下押し圧力を受ける」との見方を示した。
市場では、日本当局がこれまでのように介入リスクを事前に示唆する手法を改め、円売りを仕掛ける投機筋のコスト引き上げを狙う集中的な対応に乗り出す可能性も取り沙汰されている。
ドルはこの日の取引でおおむね落ち着いて推移。米労働省が2日に発表した6月の雇用統計で非農業部門雇用者の伸びが市場予想を大幅に下回ったことで、連邦準備理事会(FRB)による早期利上げ観測が後退したことが引き続き影響している。
FRBは6月16─17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決定。据え置きは4会合連続で、決定は全会一致だった。市場ではFRBが8日に公表する同FOMCの議事要旨が注目されている。
終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は100.86。先週は1年1カ月ぶりの高水準を付けたものの、その後は28─29日の次回FOMCで利上げが決定されるとの観測が後退したことを受け軟調になっている。
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ユーロ/ドル は0.08%高の1.1440ドルと、約2週間ぶりの高値圏で推移。英ポンド/ドルは0.33%高の1.3396ドル。