
[ワシントン 8日 ロイター] – トランプ米大統領は8日、11月の米中間選挙前にイランへの攻撃は実施しないと表明した。戦争の終結に向け、両国は「建設的な」協議を行っているとした。
トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「イランと建設的な協議を行っている。われわれは11月3日に米国で行われる中間選挙まで、いかなる時点においてもイランを攻撃することはない」と述べた。
今年2月に米国とイスラエルによるイラン攻撃で始まった戦争は、トランプ氏の国内支持率を押し下げる要因となっている。11月の選挙で上下両院の多数派を維持しようとする共和党にとっても重い足かせとなっている。
ロイター/イプソスが最近実施した世論調査によると、米国民の約60%がトランプ氏のイラン対応を支持しないと回答した。共和党支持者でも4人に1人が不支持だった。有権者が最大の関心事に生活費を挙げる中、紛争はガソリン価格を大きく押し上げている。
イランと米国はここ数週間、戦争の終結と、世界のエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡の再開に向けた提案を交わしてきた。トランプ氏はイラン側の最新の提案を拒否した。
イランのエスラミ原子力庁長官は、米国がイランに対しウラン濃縮能力の「意味のある」削減を求めたことを受け、イランはウラン濃縮活動を放棄せず、保有するウランを引き渡すこともないと述べた。国営メディアが8日報じた。 もっと見る