日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)について、東京地検特捜部は21日、会社法違反(特別背任)容疑で再逮捕した。

 逮捕容疑によると、ゴーン容疑者は日産の代表取締役兼最高経営責任者(CEO)として業務を統括する任務を負っていたのに、自己の資産管理会社が銀行と締結したスワップ契約で多額の評価損が生じたため、2008年10月、契約を日産に移転させ、評価損約18億5000万円などを日産に負担させるなどした疑い。(2018/12/21-11:08)