[ワシントン 4日 ロイター] – 米下院の3委員会は4日、ホワイトハウスと国務省に書簡を送り、トランプ大統領がロシアのプーチン大統領と交わしたやり取りの詳細について明らかにするよう要請した。 

下院情報委、外交委、監視・政府改革委が発表した声明によると、3委員会はホワイトハウスのマルバニー首席大統領補佐官代行とポンペオ国務長官に書簡を送り、両首脳の会談内容などに関する文書を提出するよう要請した。 

書簡では「メディア報道によると、トランプ大統領はプーチン大統領とのやり取りの詳細を他の行政当局や議会、米国民から隠すために何度も措置を講じたようだ」と指摘した。 

さらにホワイトハウスに対し、両首脳のやり取りを電話や直接聞いた通訳者などとの面談を要求。特にドイツ・ハンブルクで20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせ開催された2017年7月の首脳会談や、18年7月16日のフィンランド・ヘルシンキでの首脳会談に携わったスタッフへのインタビューを求めた。