[ワシントン 4日 ロイター] – トランプ米大統領は4日、中国と通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)について協議することは望んでいないと語った。 

トランプ大統領は記者団に対し、ファーウェイは「国家安全保障への懸念」と強調。「米軍や情報機関に対する大きな懸念で、米国はファーウェイと取引しない」と述べた。 

その上で「中国に関しては状況が今後どう転ぶか見守ろう。しかし、ファーウェイについては現時点で米国が協議することを望んでいる議題ではない」と述べた。 

トランプ大統領は過去に中国との通商協議でファーウェイについて議論を交わすことに前向きと述べているが、この日のコメントからは、この考えが変化したかどうか明確ではない。