【ワシントン時事】米メディアは5日、大統領選の民主党の候補指名争いでバイデン前副大統領(77)が過半数の代議員を獲得したと伝えた。これにより、8月中旬に開催予定の党大会でバイデン氏が民主党候補として指名されることが確定した。

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 バイデン氏は同日、声明を発表。「歴史の困難な時期にある今、ドナルド・トランプの怒りに満ちた分断の政治は答えではない」と述べ、共和党候補となるトランプ大統領の政治姿勢を批判した。

 さらに「この国はわれわれを一つに統合する指導者を求めている。力を合わせることでこの国の魂をかけた戦いに勝利することができる」と述べ、11月の大統領選での勝利を誓った。