[20日 ロイター] – 米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が、9月に最大6万人を対象とした新型コロナウイルスワクチンの後期臨床試験(治験)の開始を目指していることが、米政府のデータベースで分かった。 

政府のデータベース(clinicaltrials.gov)に10日に掲載された情報によると、J&Jは米国のほかブラジルやメキシコなどを含む約180カ所で治験を実施する。 

この件に関してJ&Jからコメントは得られていない。 

新型ウイルスワクチンを開発している米バイオ医薬のモデルナ(MRNA.O)や米製薬大手ファイザー(PFE.N)などは、約3万人を対象とした後期治験の実施を目指している。