
[キーウ 5日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は5日、ロシアが首都キーウや南部の港湾都市への攻撃を激化させる中、同盟国から2026年にウクライナに供与された防空迎撃ミサイルは25年のわずか3分の1にとどまっていると明らかにした。
ゼレンスキー氏は対話アプリ「テレグラム」で供与の減少に言及し、「これは夏だけの現象ではなく、26年前半の全ての期間に当てはまる」と指摘。不足の主因は中東での戦争にあるとしつつ、供与が停滞しているのは「ロシアとの和平交渉において、ウクライナに譲歩を促すことを目的としている」可能性も否定しなかった。
また、ロシアが冬に向けて弾道ミサイルの生産を大幅に加速しようとしており、冬季にはエネルギー部門に対する攻撃再開が予想されると警告した。
ウクライナ空軍によると、5日の攻撃で発射された弾道ミサイル24発と巡航ミサイル「ツィルコン」4発のうち1発も撃墜できなかった。