[27日 ロイター] – 米国土安全保障省(DHS)は27日、来週に迫った米大統領選について、傘下のサイバーセキュリティー・インフラストラクチャー・セキュリティー庁(CISA)が投票所と開票所で暴力が発生した場合に備え、適切に準備していなかったと明らかにした。

DHSは、CISAを通して州政府と地方政府に多岐にわたるサイバーセキュリティー上の支援を行っているとしながらも、こうした支援は選挙システムのサイバー障害に対応するもので、「物理的な安全リスク、テロリズムの恐れ、投票所や開票所などの選挙プロセスを支援する施設を標的とする暴力行為」などに適切に対応するものではないとした。