[27日 ロイター] – 米マイクロソフトMSFT.Oが27日発表した第1・四半期決算(9月30日まで)は売上高が市場予想を上回った。世界的な在宅勤務の広がりを受け、クラウドコンピューティング事業が好調だった。

インテリジェントクラウド事業の売上高が20%増の130億ドル。クラウドサービス「アジュール」が48%伸びた。リフィニティブのアナリスト予想は127億ドルだった。

パソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」やゲーム機「Xbox」などを含むパーソナルコンピューティング事業の売上高は6%増の118億ドル。

全体の売上高は12%増の372億ドルと、アナリスト予想の357億2000万ドルを上回った。

純利益は138億9000万ドル(1株当たり1.82ドル)と、前年同期の106億8000万ドル(同1.38ドル)から増加。アナリスト予想は1株当たり1.54ドルだった。

株価は引け後の取引で1%高の215.40ドルとなった。