[29日 ロイター] – 米ネット通販大手アマゾン・ドットコムが29日に発表した第1・四半期決算は、新型コロナウイルス禍でオンライン販売が引き続き好調となり、4四半期連続の過去最高益となった。売上高も市場予想を上回った。

株価は引け後の取引で4%上昇した。利益は3倍超増加の81億ドル。

純売上高は1085億2000万ドルと、754億5000万ドルから拡大。リフィニティブのアナリスト予想である1044億7000万ドルを上回った。

クラウドサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」の売上高は32%増の135億ドルで、市場予想の132億ドルを上回った。

広告事業などの売上高は77%増の69億ドルと、予想の62億ドルを上回った。

今第2・四半期の営業利益は45億─80億ドルと予想。新型コロナウイルス対策費用は約15億ドルと見込む。