【シリコンバレー時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版、WSJ)は14日、ロシア系ハッカー集団「ダークサイド」が活動停止を表明したと報じた。米国からの何らかの圧力に屈したとみられるという。ダークサイドは、米国内最大級の石油パイプラインの運営企業コロニアル・パイプラインにサイバー攻撃を仕掛けたとされる。

ロシア「悪意ある活動せず」 サイバー攻撃関与を否定

 セキュリティーに関する情報サイト「クレブス・オン・セキュリティー」によると、ダークサイドはサーバーへのアクセスを断たれた。保有していた暗号資産(仮想通貨)も何者かに奪われたという。WSJは「別の名前で活動を再開するかもしれない」とも報じた。