秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまが、婚約が内定している小室圭さんと年内にも結婚される方向で調整が進められていることがわかりました。婚約や結婚に伴う儀式は行われない見通しです。

関係者によりますと、眞子さまと小室さんは、小室さんがアメリカ・ニューヨーク州の法律事務所への就職の見通しが立ったことから、年内にも婚姻届を提出して結婚される方向で調整が進められているということです。

眞子さまは、結婚によって皇室を離れたあと、アメリカに渡って小室さんと新たな生活を始められる見通しです。

一方、一般の結納にあたる「納采の儀」や、天皇皇后両陛下にお別れのあいさつをする「朝見の儀」など、女性皇族の婚約や結婚に伴う皇居・宮殿での儀式は、すべて行われない見通しだということです。

また、皇室を離れる際に支給される一時金についても、眞子さまは、受け取らないという意向を示されているということです。

眞子さまの結婚について、秋篠宮さまは、去年11月の記者会見で「憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります。本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重するべきものだというふうに考えています」と述べられていました。

小室圭さん 司法試験の結果は12月中旬までに発表

小室さんは、ことし5月、アメリカ・ニューヨーク州のフォーダム大学が設置するロースクールを卒業し、7月にはニューヨーク州の司法試験を受験しました。

試験の結果は、ことしの12月中旬までに発表される予定で、小室さんは、今もニューヨークに滞在しています。

これまでの経緯は

眞子さまと、小室さんの婚約は、4年前の平成29年9月に内定しました。

しかし、その年の暮れ以降、週刊誌などが「小室さんの母親と元婚約者の男性の間に金銭トラブルがある」と相次いで報じ、一般の結納にあたる「納采の儀」など結婚に向けた行事が延期されました。

去年11月には眞子さまが、小室さんとの結婚について、延期されて以降、初めてお気持ちを文書であらわし、「私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」とつづられました。

そして、この同じ月、秋篠宮さまは、誕生日の記者会見で「結婚することを認める」と述べた上で、週刊誌などの報道を念頭に「実際に結婚するという段階になったら、今までの経緯も含めてきちんと話すということは、大事なことだと思っています」と述べられました。

一方、小室さんは、ことし4月、金銭トラブルについて詳しく説明する文書を公表し、「元婚約者の男性に解決金を渡す形で解決する意向がある」と明らかにしていました。