[ワシントン 10日 ロイター] – ヘインズ米国家情報長官は10日、ウクライナに侵攻したロシア軍が予想以上に強い抵抗に遭う中、一般市民の安全に配慮しない「無謀」な行動に出ているとの認識を示し、米情報機関は責任追及に向けロシア軍の行動を追跡していると述べた。

ヘインズ長官は上院情報委員会の公聴会で「ロシアは軍事目標を達成するために交戦の規則を緩め始めた」と指摘。「ロシア軍は都市部で砲撃と空爆を行い、市民の安全に配慮しない無謀な行動に出ている」とし、ロシア政府に責任を問うために情報を収集していると明らかにした。

ウクライナでは9日、南東部マリウポリの産科病院が攻撃を受けており、ハリス副大統領を含む米当局者は、ロシアの侵攻を巡り戦争犯罪の調査を行うよう呼び掛けている。

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