[ワシントン 30日 ロイター] – 米国防総省は30日、ロシアがウクライナの首都キエフ周辺に配置している部隊の20%弱の再配置を開始したと明らかにした。ただ、部隊の撤収ではなく、再配置に向けた補給や再装備が目的の可能性があると警告した。

カービー報道官は、一部のロシア部隊がベラルーシに移動した可能性があると述べた。さらに、ロシアの民間軍事会社ワグネル・グループが業者約1000人をウクライナ東部のドンバス地域に派遣したと明らかにした。

ロシア国防省は30日、ウクライナのキエフと北部チェルニヒウ周辺での軍部隊を再編成し、他の主要地域やドンバス地域の「解放」の達成に注力すると発表した。