Larry Summers, Charles W. Eliot University Professor and President Emeritus at Harvard University and former Vice President of Development Economics and Chief Economist of the World Bank, speaks at a meeting of the Economic Club of New York in New York, U.S., on Wednesday, May 16, 2018. Mark Kauzlarich/Bloomberg

サマーズ元米財務長官はインフレ抑制で金融当局を支援できる重要なツールを議会は見落としていると述べ、増税を検討するよう訴えた。

  サマーズ氏はブルームバーグテレビジョンで「財政政策は大きな違いをもたらす」とし、「まさにうってつけの行動は、今すぐ増税し、経済から需要を取り除くことだ」と述べた。

  ただし、いかなる増税も新たな歳出の財源にするべきではないと述べ、バイデン大統領がここ1年余り議会に理解を求めている増税・社会保障支出拡大の枠組みとは異なることを強調した。

サマーズ氏のインタビューSource: Bloomberg

  ハーバード大学教授でブルームバーグテレビジョンの寄稿者でもあるサマーズ氏は、「新たな大規模支出プログラムのようなものを考える時期ではない」と述べた。また、学生ローンの返済猶予継続といった「景気刺激的」な措置も行うべきではないとの見解を示した。

  「増税がインフレを誘発するという、経済に関する基本的にばかげた考え方を誰も取り合わないでほしい。そのような考えは全然正しくない」と語った。

原題:Summers Says Raise Taxes ‘Right Now’ to Help Battle Inflation(抜粋)