サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)=9月30日、ワシントン(AFP時事)
サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)=9月30日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は16日、CNNテレビに出演し、サウジアラビアとの関係見直しをめぐり、「軍事支援の変更も選択肢に含まれる」と述べ、サウジへの武器売却も検討対象との認識を示した。また、見直しについては、バイデン大統領が米議会と「時間をかけて協議する」と語った。

 サリバン氏は、サウジが主導する石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の大幅減産決定に関し、「米国民の利益に反し、ロシアに味方した」とサウジの対応を批判した。