[東京 26日 ロイター] – キオクシア(旧東芝メモリ)と米半導体大手ウエスタンデジタル(WD)は26日、フラッシュメモリを生産する四日市工場(三重県四日市市)第7製造棟について、生産能力を段階的に上げ、第1期の総投資額を1兆円規模にすると発表した。設備投資の一部は5G促進法による助成金が交付される予定。

26日に竣工式を行った。2023年早期に3次元フラッシュメモリ第6世代製品(162層)製品の出荷を開始する予定だという。

政府は7月、5G促進法に基づき、キオクシアとWDの合弁会社から共同で申請があった先端半導体の生産設備整備計画を認定した。最大で約929億円の助成金を交付する。