[ワシントン 1日 ロイター] – 米司法省は1日、バイデン大統領の私宅などから副大統領時代の機密文書が相次いで見つかった問題に関する調査の一環で、デラウェア州レホボスにあるバイデン氏の別荘を捜索した。しかし、機密と記された文書は見つからなかったと、バイデン氏の顧問弁護士ボブ・バウアー氏が明らかにした。

捜索は、米連邦捜査局(FBI)が現地時間午前8時半から正午にかけ行い、さらなる調査のために「副大統領時代のものとみられる文書や手書きのメモ」を回収したという。

バウアー氏は声明で、バイデン大統領の「全面的な支持と協力」の下、捜索が行われたと述べた。

ホワイトハウスのイアン・サムズ報道官は1日、バイデン大統領は副大統領時代の機密文書の取り扱いに関する米司法省の調査に引き続き協力すると指摘。1日に行われたバイデン氏の別荘捜索には大統領顧問室の代表者は立ち会わなかったとした。