破壊されたロシアの戦車T72=2022年12月、ウクライナ東部ドネツク州(AFP時事)
破壊されたロシアの戦車T72=2022年12月、ウクライナ東部ドネツク州(AFP時事)

 【ワシントンAFP時事】米国防当局は、ウクライナで戦争を続けるロシアが戦車の半数を失った可能性があると考えている。ウォランダー米国防次官補(国際安全保障問題担当)が10日、米シンクタンク「新アメリカ安全保障センター(CNAS)」のオンライン会合で語った。

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 ウォランダー氏は、ロシアの戦力について「保有していた主力戦車の半数を、戦闘で破壊されたり、ウクライナ軍に奪われたりして失ったと考えられる」と語った。具体的な数字には言及しなかった。対照的にウクライナには、欧米が提供を約束した主力戦車のうち英国製の「チャレンジャー2」が3月、ドイツ製の「レオパルト2」が4月までに届くとみられている。