【ハタイ時事】トルコ大地震で甚大な被害が出たトルコ南部カフラマンマラシュ県で11日、がれきの中から約130時間ぶりに6歳の女児が救出され、日本の国際緊急援助隊・救助チームが生存を確認した。一連の作業を見守っていた人々からは「神さまのおかげだ」と歓喜の声が上がった。

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 女児はベレン・ダルクランさん。関係者によると、トルコ軍ががれきの中から見つけ出し、付近で作業をしていた日本隊の医療担当者に協力を依頼した。現場で取材していたトルコ人記者はツイッターに「女児に大きな傷などはないようだ」と書き込んだ。

 軍はツイッターに動画を投稿。軍の隊員が「気を付けて」「頑張って」と声掛けをしながら女児を穴から引き上げる姿や、救出後に周囲の人々が拍手する様子も収められている。