▽イスラエル内閣、第1段階合意文書を承認 ガザ停戦・人質解放へ<ロイター日本語版>2025年10月10日午前 9:54 GMT+9

By Maayan LubellNidal Al-Mughrabi

[エルサレム/カイロ 10日 ロイター] – イスラエルとパレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスが9日、トランプ米大統領の和平案の第1段階として、停戦と人質捕虜交換の合意文書に署名した。 もっと見る

これを受け、イスラエル内閣は10日、ガザ停戦・人質捕虜交換合意を承認。24時間以内にガザ停戦が発効し、その後72時間以内にガザで拘束中の人質が解放されることになった。

ハマスのガザ地区指導者ハリル・アル・ハイヤ氏は、米国やアラブ諸国の仲介者などから、ガザ紛争の恒久的終結を確認する保証を得たと述べた。 もっと見る

この合意により戦闘は停止し、イスラエルはガザから部分的に撤退。ハマスがイスラエルに拘束されている数百人の囚人と引き換えに、残りの人質を全員解放することになる。

トランプ氏は、ガザで拘束されている人質が13日もしくは14日に解放されるという見通しを示した。それに先立ち、12日中に中東に向けて出発すると明らかにし、エジプトで行われるガザ停戦合意の調印式に出席するほか、イスラエル議会(クネセト)で演説する意向を示した。 もっと見る

イスラエルとハマス、第1段階合意文書に署名 停戦・人質解放見通し

問題は残っているものの、戦闘終結と人質返還の発表は歓喜をもって迎えられた。 もっと見る

ガザ南部ハンユニスの男性は「停戦成立と流血と殺りくの終結を神に感謝する。ガザ地区全体、アラブ諸国の人々、そして全世界が停戦と流血の終結を喜んでいる」と語った。

イスラエルのテルアビブでは、広場で人質解放を祝う花火が打ち上げられ、人質の母親が「今のこの気持ちを説明できない」と喜びを爆発させた。

イスラエルのネタニヤフ首相は、この合意を「外交的成功であり、イスラエル国家にとって国家的・道徳的勝利だ」と述べた。

ハマス率いる武装勢力が2023年10月7日にイスラエルの町や音楽祭を襲撃し、1200人を殺害、251人の人質を捕らえた後に開始されたイスラエルのガザ攻撃を巡っては、6万7000人以上のパレスチナ人が死亡している。

▽ガザ紛争終結巡る保証獲得、米や仲介国から=ハマス・ガザ地区トップ<ロイター日本語版>2025年10月10日午前 5:56 GMT+9

ガザ紛争終結巡る保証獲得、米や仲介国から=ハマス・ガザ地区トップ

[カイロ 9日 ロイター] – イスラム組織ハマスのパレスチナ自治区ガザの指導者ハリル・アル・ハイヤ氏は9日、米国やアラブ諸国の仲介者などから、ガザ紛争の恒久的終結を確認する保証を得たと述べた。

イスラエルとイスラム組織ハマスは8日、トランプ米大統領のパレスチナ自治区ガザ和平計画の第1段階となる停戦と人質解放で合意した。 もっと見る

この合意により、イスラエルはガザ地区から部分的に撤退し、ハマスは残りの人質48人全員を解放する。ハマスは停戦開始から72時間後に、生存している人質20人を全員解放する予定だ。

ハイヤ氏は、合意によりエジプトとの国境検問所が開放され、イスラエルは投獄されているパレスチナの女性と子ども全員を解放することになると語った。さらに、イスラエルの刑務所で長期刑に服しているパレスチナ人250人と、紛争が勃発した2023年10月7日以降に逮捕された1700人を釈放する予定だと述べた。

ハイヤ氏は、イスラエルが9月に実施した、カタールの首都ドーハでのハマス指導部を狙った空爆を生き延びた。 もっと見る

▽イスラエル、ガザ停戦・人質合意を承認=首相府<ロイター日本語版>2025年10月10日午前 7:44 GMT+9

イスラエル、ガザ停戦・人質合意を承認=首相府

[10日 ロイター] – イスラエル首相府は10日、パレスチナ自治区ガザ停戦・人質捕虜交換合意を承認したと発表した。

▽イスラエル極右閣僚、ハマス解体なければ「ネタニヤフ政権打倒」<ロイター日本語版>2025年10月10日午前 5:50 GMT+9

イスラエル極右閣僚、ハマス解体なければ「ネタニヤフ政権打倒」

[カイロ 9日 ロイター] – イスラエルのベングビール国家治安相は9日、イスラム組織ハマスが最終的に解体されない場合、自身の所属する極右政党「ユダヤの力」はネタニヤフ首相の政権打倒に向けて動くとの考えを示した。

ベングビール氏は声明で「ハマスが解体されない場合や、解体されたと言われるだけで実際には別の形で存続し続ける場合、『ユダヤの力』はネタニヤフ政権を解体する」と述べた。

こうした中、ハマス幹部のオサマ・ハムダン氏は9日、いかなるパレスチナ人も武装解除を受け入れないとし、パレスチナ人は武器と抵抗を必要としていると述べた。

▽トランプ氏、12日に中東に出発 人質解放に先立ちエジプトとイスラエル訪問<ロイター日本語版>2025年10月10日午前 4:57 GMT+9

ガザの人質、13日か14日に解放=トランプ氏

[ワシントン 9日 ロイター] – トランプ米大統領は9日、パレスチナ自治区ガザで拘束されている人質が13日もしくは14日に解放されるという見通しを示した。それに先立ち、12日中に中東に向けて出発すると明らかにし、エジプトで行われるガザ停戦合意の調印式に出席するほか、イスラエル議会(クネセト)で演説する意向を示した。

イスラエルとイスラム組織ハマスは8日、トランプ大統領が提示したガザ和平計画の第1段階となる停戦と人質解放で合意。 トランプ氏はこの日の閣議の冒頭で、イスラエルとハマスの合意が「永続的な平和」につながると確信していると述べた。ただ、イスラエルとパレスチナが共存する「2国家解決」の実現の可能性について自身の見解は示さないとし、最終的に当事者間で合意された内容に従う姿勢を示した。

その上で、ガザ地区は この計画の下で 段階的に再建されると言及。ただ、ガザ地区をどのように再建していくのか詳細には触れず、「人々が暮らせる場所を作るつもりだ。今のガザ地区では暮らせない」と述べるにとどめた。

エジプト政府が発表した声明によると、 シシ大統領は エジプトで行われる ガザ停戦合意の調印式にトランプ氏を招待。 トランプ氏は調印式に出席するためにエジプトを訪問する意向を示しており、 米ホワイトハウスは現在、調整を急いでいる。

イスラエル議会はトランプ大統領に演説を行うよう要請。 トランプ氏はこれまで、要請されれば演説すると述べていた。