今仲 信博

合意書に署名した(左から)国民民主党の榛葉賀津也幹事長、自民党の鈴木俊一幹事長、日本維新の会の柴田巧幹事長=29日午前、国会内(春名中撮影)

自民党、日本維新の会、国民民主党の衆院選挙制度に関する3党合意には、比例代表の議席配分方式を「修正サンラグ式」に変更する規定が盛り込まれた。現行の「ドント式」に比べ、中小政党に議席が配分されやすくなる特徴がある。

現行のドント式は各党の得票数を1、2、3…と自然数で割り、数が大きい順に議席を割り振る。これに対し、修正サンラグ式は最初に割る数を1.4とし、その後は3、5、7…と奇数で割る。

ドント式よりも2番目以降に割る数が大きくなることで、大政党の議席の積み重ねが難しくなる。一方、最初に割る数が1より大きくなるため、小規模政党にとっては1議席目を取りにくくなり、政党の過度な乱立を防ぐ側面もある。