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ジャーナル(27日)、平成の薩長連合

安倍晋三首相がきのう正式に自民党の総裁選への出馬を表明した。すでに出馬を表明している石破茂氏と違って、記者会見は行わなかった。視察先の鹿児島で記者のぶら下がり取材の際に出馬を表明した。これによって9月の自民党総裁選は、石 …

ジャーナル(24日)、米中貿易摩擦進展なしは?

22日、23日の両日ワシントンで開かれていた米中の事務レベルによる通商協議は表向き何の進展もなく終了した。日経新聞は「ホワイトハウスによると、(米国は)中国に対して知的財産侵害の問題への対処を求めたようだ。両国は同日、1 …

ジャーナル(22日)、遅すぎる携帯料金の値下げ検討

菅官房長官がきのう北海道で講演し、「携帯電話料金は4割程度下げる余地がある」と発言した。どうしてこの時期にいきなり携帯の料金値下げに長官が触れたのかよくわからないが、利用者としては大歓迎である。政府の主要閣僚の発言として …

ジャーナル(21日)、石破候補への不満

自民党の総裁選挙が9月7日告示、20日投開票で実施される。きょう開かれた総裁選挙管理委員会(委員長・野田毅元自治相)で正式に決定した。これに先駆けて石破茂氏が立候補を表明している。この時の記者会見で同氏が掲げたのが「正直 …

ジャーナル(20日)、ロシアと欧州を近づけるトランプ大統領

週末の18日(土)、ドイツのメルケル首相とロシアのトランプ大統領がベルリン郊外で会談した。日本では大きく取り上げられていないが、自動車関税やイランをめぐってしっくりしない米国と欧州の間隙を縫うようにプーチン大統領が欧州に …

ジャーナル(17日)、全米メディアの一斉攻撃に違和感

多数の国内メディアに取り上げられているが、300社を超える全米のメディアが昨日、トランプ大統領に抗議する社説を紙面やウェブページに一斉に掲載した。トランプ大統領が多くのメディアを「フェイクニュース」と非難し、講演やツイッ …

ジャーナル(15日)、これも緊縮予算の影響か?伊で高速道高架崩落

イタリア北部の都市ジェノバで昨日、高速道路に掛る高架橋の一部が崩落した。毎日新聞によると「橋と共に20台近くの車両が約50メートル下に落下したとみられ、多数の死傷者が出た。ANSA通信は伊消防当局の情報として35人が死亡 …

ジャーナル(14日)、トルコ・リラの急落に潜む危険性

トルコ・リラの急落が止まらない。昨日はアルゼンチンの中央銀行が緊急会合を招集し、政策金利を5%引き上げ、年45%にすると発表した。リラ急落に連動してアルゼンチン・ペソの値下がりが続いているための緊急対策である。アルゼンチ …

ジャーナル(13日)、日米通商交渉、日本はすでに敗北している

先週ワシントンで行われた日米2国間の通商協議は、これといった進展もなく9月に開催されるG20首脳会議でのトップ会談に決着が先送りされた。もっともここで決着するかどうかもわからない。トランプ大統領の狙いは11月の中間選挙だ …

ジャーナル(8日)、イラン制裁で欧州が動揺

トランプ大統領のイランに対する経済制裁が本格的に始まったが、次の記事をみてその効果が意外に大きいことに驚いた。問題の記事はブルーンムバーグが昨日遅くに流した「トランプ米大統領のイラン制裁で欧州が動揺、ダイムラーは投資中断 …

ジャーナル(7日)、台湾製造業の米国移転計画

ネタ枯れの中で今朝目に付いたのは中国の「北戴河」会議にまつわる話題と米国のイラン制裁復活に絡んだ情勢分析だ。北戴河会議は毎年この時期に開かれる中国指導部の非公式会合。主席経験者の長老と習近平政権の現役指導者らが一堂に会し …

ジャーナル(6日)、ガラスを売る日本の苦悩

今朝のニュースで関心を引いたのはブルーンバーグの次の記事。「アジア首位復帰、日本株への関心高まる公算-日銀や企業業績が支え」、日本株の時価総額が中国を抜き、米国に次いで第2位に浮上したというもの。その理由が面白い。「中国 …

ジャーナル(3日)、独裁者の裏に潜む“弱いが故の強がり”

日本ボクシング連盟を相手にした告発問題が波紋を広げている。連日テレビの格好の餌食となっているが、こうした問題の裏にはすべからくある種の精神的な“弱さ”が付きまとっているような気がする。日大の田中体制もしかり、女子レスリン …

ジャーナル(1日)、中国は本当に“動揺”しているのか?

米中の貿易摩擦が解決に向かう兆しがない。そんな中で、中国の習近平主席をめぐる悪い情報が散見されるようになってきた。産経新聞がこのテーマを執拗に追いかけているような気がする。今日付の朝刊(Web版)には「北戴河会議控え…ス …

ジャーナル(31日)、真夏のオリンピック開催を迫るテレビ局

猛暑と集中豪雨と災害。今年の日本を取り巻く異常気象をめぐってメディアは連日かなりの時間を割いてこの問題を取り上げている。とりわけテレビ局の力の入れようは異常気象並みの“異常”ぶり。異常気象の解説に長時間を費やし、西日本の …

ジャーナル(30日)、台風禍に考えたこと

台風12号の進路は世の中の常識を覆した。三重県に上陸して西日本を逆走、現在も九州の西に停滞している。偏西風に流されて西から東に移動するのが台風の進路と思い込んでいる人が大半ではないだろうか。これが日本人の常識だ。その常識 …

ジャーナル(26日)、トランプ氏の評価とフェイクニュース

正直に告白するとトランプ大統領の評価をめぐって、個人的には大きく揺れ動いている。ある時は米メディアが指摘するように「浅薄、無知、無思慮、無政策、無思想な人物」(古森氏の原稿より引用)のように見え、「ドン・キホーテのように …

ジャーナル(25日)、2020年オリ・パラの開催時期を再考せよ

連日の猛暑で西日本の集中豪雨の被災者だけではなく、日本中がうんざりするような生活を余儀なくされている。お互い耐え抜くしか手はないのだが、心配なのは2020年7月24日に開催日を迎える東京オリンピック・パラリンピックだ。な …

ジャーナル(23日)、健全な野党が健全な政府をつくる

国会が閉幕したこの週末、メディアは今通常国会を振り返って政府・自民党の横暴な議会運営を批判した。相変わらずの論調がメディアを賑わしていた。横暴で強引で説明責任を果たさない政府・自民党。安倍首相は憲政史上に汚名を残した首相 …

ジャーナル(20日)、日本とEUとTPP

今週の17日安倍首相は首相官邸で、EUのトゥスクEU大統領ならびにユンケル欧州委員長と日本とEUの経済連携協定(EPA)に署名した。これによって人口6億人、世界のGDPの3割を占める巨大市場が誕生した。同首相はこの後の記 …

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