[ワシントン 1日 ロイター] – 米商務省が1日発表した2月の小売売上高は前月比0.2%減と、市場予想の0.3%増に反してマイナスに転じた。米経済が鈍化している最新の兆しとなった。 

1月の数字は当初発表の0.2%増から0.7%増へ上方改定された。 2月の前年同月比は2.2%上昇だった。 

自動車やガソリン、建材、食品サービスを除いたコア指数は前月比0.2%減だった。1月の数字は当初発表の1.1%増から1.7%増へ上方改定された。 

コア売上高は国内総生産(GDP)の消費支出に最も近いとされる。消費支出は米経済の3分の2以上を占める。1月のコア指数は上方改定されたものの、18年12月に付けた2%超のマイナスを相殺するには至らなかった。緩慢な第1・四半期国内総生産(GDP)予想は変わらないとみられる。現在の予想は最低で年率0.8%増だ。18年第4・四半期は2.2%増、第3・四半期は3.4%増だった。 

2月の小売売上高の内訳は、建材・園芸が4.4%減と、12年4月以来の大幅な落ち込みとなった。衣料は0.4%減。家具は0.5%減だった。食品・飲料は1.2%減と、09年2月以来の大幅な落ち込みだった。電子・家電は1.3%減と、17年5月以来の大幅なマイナスだった。 

一方、自動車は0.7%増と、前月の1.9%減から持ち直した。ガソリンスタンドは1.0%増。ガソリンの値上がりを反映したとみられる。オンライン小売は0.9%増。外食は0.1%増だった。運動・娯楽は0.5%増だった。 

2月の落ち込みは、税還付の遅れも影響したとみられる。また、18年1月に導入された税制改正によって税還付額が平均して例年より減っている。寒波や雨天も2月の売り上げに影響した可能性がある。