スイスで20日投開票された総選挙では、左派の緑の党が大きく躍進。反移民を掲げる右派の国民党は後退する見通しだ。

  スイス国民党(SVP)は26.3%の票を獲得したが、得票率は4年前を下回った。有権者が環境を優先したことが背景にある。スイスの放送局SRFの推計によると、緑の党の得票率は12.7%、自由緑の党は7.6%となっている。

原題:
Swiss Greens Gain as Anti-Immigrant Party Lead Narrows (1)(抜粋)