【ワシントン時事】米公共ラジオ(NPR)は27日、商業衛星による最新画像を基に、北朝鮮北西部・東倉里のミサイル施設「西海衛星発射場」で新たな道路が建設されていることが判明したと報じた。道路建設の目的は不明だが、同施設での活動が今後も続く可能性がある。

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 北朝鮮は、2018年6月にシンガポールで行われた初の米朝首脳会談後に同施設の一部を解体したが、その後復旧。昨年12月には同ミサイル施設で大陸間弾道ミサイル(ICBM)に使うエンジンの燃焼実験を2度行ったとされる。

 マサチューセッツ工科大(MIT)のビピン・ナラン准教授はNPRに「北朝鮮はミサイル施設の利用を再開し、人工衛星打ち上げやICBM発射、エンジン実験を行いたいと思っているかもしれない」と指摘した。