[ベルリン 2日 ロイター] – 米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は2日、ドイツの閣僚や議員らと会談し、新型コロナウイルスワクチンを開発する独キュアバックCVAC.Oへの支援や電気自動車工場の建設計画について協議した。 

メルケル首相が率いる保守与党、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)のラルフ・ブリンクハウス下院院内総務は、マスク氏がキュアバックへの支援に関する進捗状況に満足していると述べた。 

また、ブランデンブルク州に建設する予定の自動車工場について、ヴォイトケ州首相と会談。ヴォイトケ首相は声明で「非常に有意義な会談だった」と語った。 

マスク氏は、アルトマイヤー経済相、シュパーン保健相、カルリチェク教育研究相とも会談したが、メルケル首相とは会談していないという。