「在宅勤務でできる仕事は、どれだけの創造性や生産性があるのか」。SBIホールディングスの北尾吉孝社長は、在宅勤務の積極的な推進に否定的な考えを示す。

  ブルームバーグとのインタビューで北尾社長は「われわれは知恵を使う仕事をしている。僕から言わせれば、リモートでやれる仕事は機械やAI(人工知能)に取って代わられるような仕事」と指摘。人が互いに直接向き合ってやりあうことの重要性を訴える。また、自宅でオフィスと同等のセキュリティー環境を担保できるかも疑問だとした。

  現在、SBIグループでは一部で在宅勤務を実施しているが、オフィスに出勤している従業員も多い。新型コロナウイルス感染の恐れなど具合の悪い社員に対しては、希望があれば提携先病院で同居する家族を含めて抗原検査やPCR検査を無料で受けられる体制を構築するなどの対応を取っている。

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SBIの北尾社長(13日、都内の本社で)Photographer: Akio Kon/Bloomberg