[ニューヨーク 29日 ロイター] – 米ニューヨーク州のクオモ知事は29日、新型コロナウイルス感染拡大の度合いを示す州政府の基準値が改善したため、2月14日に制限付きでニューヨーク市内の飲食店の店内飲食を許可すると発表した。

ニューヨーク市では昨年12月中旬に店内飲食が禁止され、飲食店は持ち帰りサービスなどでしのいでいた。クオモ氏によると、バレンタインデーに当たる2月14日から、客数を最大収容人数の25%に限定した上で店内飲食を再開できる。ただ、感染状況が悪化すれば再び禁止することもあり得るとした。

米国ではこのところ感染拡大抑制策の緩和が相次いており、カリフォルニア州が今週、厳格な外出自粛要請を緩和し、飲食店の屋外でのサービス提供などを許可した。