【ブリュッセル時事】ロシアのプーチン大統領は20日、モスクワでのメルケル独首相との会談後に共同記者会見を行い、アフガニスタン情勢について「外国の価値観を押し付ける無責任な政策は終わらせなければならない」と語った。20年にわたって駐留を続けてきた米欧を批判。イスラム主義組織タリバンによる統治の行方を国際社会は見守るべきだとの考えを示した。

タリバンの残忍性に批判 著名警官殺害、また「娯楽」敵視か―アフガン

 アフガンの首都カブール陥落後、プーチン氏が公の場でアフガン情勢に言及するのは初めて。
 プーチン氏は、タリバンがほぼアフガン全土を掌握したと指摘し「国家崩壊の回避にはこの現実から進めなければならない」と主張。周辺国へのテロリスト流出には警戒姿勢を見せつつ、タリバンがアピールする秩序の維持や地元住民らの安全確保に期待を表明した。