[北京 30日 ロイター] – 中国人民銀行(中央銀行)金融市場局の鄒瀾局長は30日、国内不動産市場でのM&A(合併・買収)は企業債務の圧縮に寄与するとの認識を示した。

鄒局長は記者団に「不動産会社間のプロジェクトのM&Aは、不動産企業のリスク解消方法として最も効果的で市場原理に沿った手段だ」と述べた。

中国不動産業界は今年、当局の規制強化を受けて流動性問題が顕在化し、特に債務の多い企業でデフォルトが起きている。