[ワシントン 5日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は5日、ロシアがウクライナの首都キーウ近郊ブチャで意図的な残虐行為を行ったとし、米国はウクライナ当局による調査を支援していると語った。

ロシア軍撤退後、ブチャを含むキーフ近郊では民間人とみられる遺体が多く見つかっている。

ブリンケン長官は、ブチャで起きたことは「ならず者部隊のランダムな行為ではない」とし、「殺害、拷問、レイプ、残虐行為を行う意図的なキャンペーンだ」と言明した。

ブリンケン長官は意図的な残虐行為であることを示す証拠は挙げなかったが、米政府はウクライナ政府の事実確認のための調査を支援すると述べた。

ブリンケン氏はブリュッセルで開かれる北大西洋条約機構(NATO)外相会議に出席する。